みはるかす

糸紡ぎ、本と日々のこと(in NZ)

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花ばな

実は少し前、誕生日を迎えました。

毎年誕生日に合わせて、紡ぎの師(っていうと大げさだけど)の義母から、お花が送られてきます。
おもしろいことに、私と義母は誕生日が近いのです。(4日違い)


当初から、「毎年誕生日の度にいろいろ考えるのもなんだから、花でいい?」と言われ、
「それじゃ私も・・」ということで、お互いに花を送りあっています。
(私は、義母のこういうさばさばしたところ、本当に好きです。)

こちらからは、その時々でいろいろなお花を選びますが、
義母からは、決まって色とりどりのカーネーションが送られてきます。
以前旅行した時の、好きな農園(?)のものみたいで、毎年元気いっぱいで届きます。
色であふれる
徐々に開いていくさまも嬉しい。
こうやってもらうまで知らなかったのですが、カーネーションって、実にいい香りなのですね。


夫からも、お花のプレゼント。
こちらは、大好きなカラーです。
カラー

普段の、季節ごとの雑草の花(今ならドクダミとか)も、いとおしいのですが、
たまにはこういうきちんとした生花も、いいものですね。
この時期だけの花。特別なもの、という感じがします。
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  1. 2009/05/22(金) 23:11:12|
  2. 日々のこと
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さくらの気持ち

こないだ、妹がブログにこんなことを書いていました。

5歳の姪っこ、さくらが、「パパとママが死んじゃったら、会えなくなっちゃうからいやだ。」と、
泣き続けて止まらなかったということ。
まだまだ小さいと思っていましたが、こんなことを考えるようになったのか・・と驚きました。


2年前、実家で飼っていた犬、「じゅん」が死んだ時は、「死」が何か分からなかったさくら。
「じゅんはお星さまになったんだよ」という言葉を受けて、「どの星がじゅん?」「あれじゃない?」なんて、
一緒に夜空を見上げたものです。
あの頃、さくらにとって「死」はよく分からないことだったはず。
それが大人と同じ、死は悲しいこと、もう会えなくなること、だと認識するようになったようです。


そこで思い出したのは、こないだ読んだ、高楼方子著「記憶の小瓶」の中の、
「ドブに落ちたこと」というエッセイ。

高楼さんは、2歳の頃ドブに落ち、「死ぬのだな」と思った時の記憶があるそうです。
そしてその時、「死ぬのだな」と思いながらも、「これでいいのだ」と思ったと書いてありました。

「もともと私は、こことそっくりの所にいたのだもの。
あの明るいところに私がいたのは間違いで、本当はこういう所にいるはずなのだ、
だからこれでいいのだ」


助けられた高楼さんは、ずいぶん後になって、この「こういう所」が「おなかの中」だったと気づきます。
そして、こう思ったそうです。(引用が長くてスミマセン・・)


「死ぬのだな、と思いながら恐怖さえ感じなかったのも、もといた場所に戻れるという
安心感があったからだと思う。
もしかするとこれは、さまざまな事態で命を落とさざるを得ない、小さな子どもたちへの
自然の配慮なのかもしれない。

幼ければ幼いほど、胎児時代の記憶は近く、その分だけ死に至る独りぼっちの暗闇も、
恐怖から遠い、安らかな場所になりかわり、子どもを包むのではないだろうか。
だから、大人になるほど死は怖くなる。でも、怖くなる分だけ、明るい光の世界で大勢の
人たちと一緒に過ごすということなのだから、きっと辻褄は合うのだろう。」


:::::::::::::::

さくらは、暗闇を近しいものとして感じる時期を過ぎ、明るい世界を自分の居場所と認識している、
といえるのかもしれません。
そしてそれは、言い換えれば、明るい世界で大勢の人と楽しく過ごしているということ。
すくすくと、元気に育ってくれているということ。

「死」を悲しむことができるようになったさくら。
そのことに、私は感謝してしまいます。


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  1. 2009/05/17(日) 13:16:04|
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村上春樹・読みかえしの時間

久々に来た、「村上春樹読みかえし週間」。
ひたすら、村上春樹にどっぷりとはまるという期間なのです。
2冊くらいで終わることもあるし、短編も含めて全部読み返すこともあります。

今回は、いまのところ「海辺のカフカ」→「ねじまき鳥クロニクル」の順番で読みました。
それぞれで読むのとはまた違う景色が見えて、ちょっと驚きでした。
見落としていた、たくさんのつながりがありました。


村上氏の書く、「ちゃんとした物語」にどっぷりつかるのって、私にとっては不可欠です。
この人の本じゃないと、行けない場所がある。
そして読んでいる間、言葉ではあらわせない、目には見えないどこかへつながっているのだと思います。
そして、読み終えると、私も「しっかり」回復している。
物語の力ですね。

何回読んでも、また新たな発見があるという本があること。
そして、母語が同じだということ、同じ時代に生きているということ。
しあわせなことです。


海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
(2005/02/28)
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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)
(1997/09)
村上 春樹

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*追記

5/29に、村上春樹氏、2冊組みの新刊が出るそうです!!
「1Q84」
楽しみですね~~~!!!!


  1. 2009/05/11(月) 22:19:35|
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spirit of ミドリノ

5/4(月)、世田谷ものづくり学校(IID)で行なわれている、、spirit of plants ミドリノに行ってきました。
ucaucaちゃんと、彫金のmayuちゃんと一緒に。)

ミドリノベイション


ここの裏庭を丹精し、季節ごとにさまざまなWSを行なっているのりかさんと、ボランティアスタッフとして
一緒にお手伝いされているhuiziさんが、この場所の植物で染めた、布の展示。
そして、のりかさんと活動されている、塚田さんのお花。
やわらかい色で満たされた空間でした。

色の力

一部(紫、サフラン、白モクレン)を除いて、あとは全て、裏庭の植物。
梅、バラ、椿、タデアイ、、ヨモギ、カラスノエンドウ・・・。他にもたくさんの植物たち。
それぞれが持っている、それぞれの色と、それを引き出す力。

ヨモギ、むらさき・・

かさなりあう
布の素材が統一されていたから(シルクオーガンジー)、染められた「色」を、より感じました。
それから、竹の濃い緑の棒も、色を引き立ててると思いました。その自然の緑が。


なんとこちらは、裏庭の「土」で染められたそうです!(薄い茶)
土で染めるとは・・。やられました(笑)
かろやかな


それから、これはすごいんです。
日本紫のお花と、日本紫の根で染めた布です!!!
こんなことがあって、染めることができたという、貴重な貴重なものです。
後ろの布もむらさき

古来からの高貴な色はこれで!と思うと、ただただ感動。


この紫を見てから染められた布を見たら、風に揺れているさまも、まるで十二単の着物のようで、
「ケミカルなものがない時代から、それでも工夫して染められてきたのだ。」
と、すとんと腑に落ちました。
ずっと、植物とともにあったのだということ。


人のいる意味を、たまに考えます。
こんなに自然を壊して、人間なんていないほうがいいんじゃないかと思うこともあります。

でも以前、近くの崖の、大きくなりすぎてしまった、たぶの木を切っていた植木屋さんは、
「人が手入れをしないと、植物はだめになってしまう」と言っていたのです。
ある程度手を入れて、持ちつ持たれつでいくことが大切だ、と。
そして、例えば来年もっと新芽が出るように、元気になるようにと切った枝で色を染めるのなら、
木も嬉しい。人も嬉しい。
そうやって、循環してきた智慧が、人にはあるはず。
理不尽なこと、悲しいことがあるとめげそうになるけど、あきらめたら、終わってしまう。
「まずできることをする」ことが、今やるべきこと、なんですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


地図
地図を見てから裏庭散策をしたら、尚いっそう、いとしく感じられました。

白バラ
手入れをほぼしていないという、白バラ。

新芽むくむく
この新芽がかわいくて。

コンフリー
富士日記にも出てくる「コンフリー」。
百合子さんはこれをよく食べてますが、のりかさんも子供の頃、食べたそうです。
どんな味だろう・・?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

東京という場所でも、こういう植物が元気に生えていてくれること。
そしてそれを、「染め」という、また違った形で見せてくれたこと。
言葉にできない、いろいろなことを感じました。
のりかさん、huiziさん。
すてきなものをいっぱいいただきました。ありがとうございました!


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  1. 2009/05/05(火) 10:58:08|
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水と緑の日

29(水・祝)日、東神奈川の「水と緑の日」に参加しました。人であふれる・・
ブルーベリー、山吹、つつじの苗木が配られたり、チベット留学生の作るモモ(水餃子)と
バター茶が味わえたり、ソーラーカーがあったりと、なかなかおもしろいイベントでした。


フリマを出してくれたお友達のお店の様子、撮ったのに光が強すぎてちゃんと撮れてなかった~!
ごめんね!かわいいベビーシューズなのですよ!
(友達は、5/17(日)、目白の手創り市に出るそうです~。)
ベビーシューズなんです・・


こちらは、横浜港の近くにいる?、ヒトデ(を持っている子供さん)。
すごいなあ

こちらは、何年か前の、「さかなくん」のイラスト(と、その魚が中にはいます)。
さかなくん


早々に、横浜☆ちー散歩のちーちゃんが来てくれて、糸紡ぎとちくちくを体験して頂きました。
ちーちゃん、ありがとう!!

それから子供さんが続々、糸紡ぎの体験に来てくれました。
カジュのイベントとは雰囲気が違いましたが、また楽し♪
急に混みあったので焦りましたが、一応みなさんに満足してもらえたようで、ほっ。
紡いで、編みぐるみのクマを作りたい!なんて男の子もいて・・。びっくり、うれしい。
それにしても、子供さんの集中力にはいつも驚く。すごいなあ。

落ち着いてからは、私もやってみたかった、ucaucaちゃんの枇杷染めの布で、布ナプキン作り。

いつもは買っていたので、自分で作れるんだな~というのにまず驚き。
そして、枇杷で染めた布は、女性の体にもやさしいそうです。
肝心の縫い目は、不器用なのでかなりがたがたですが、そこがまた「今の自分」って感じで、
いいかな、なんて。
こうやって、自分の体のためのものを、自分で作ること。
これは、自分の体と、ちゃんと向き合うということだと思う。

ちくちく楽し♪

外で、午後のやわらかい日差し(半室内だったので)を浴びつつのちくちくは、心がゆったり。
ちーちゃんも書いていたけど、手を無心に動かすってそれだけで満ち足りますね。
外で紡ぎはしょっちゅうだけど(怪しい・・)外でちくちくは、貴重な経験でした。
これからも、外でいろいろやりたいな、という気持ちがむくむくと沸いてきました。
やっぱり、お日様の下でのんびりするのは、すばらしい。

いろいろな方に声をかけて頂いて、感謝感謝の一日でした。ありがとうございました!
  1. 2009/05/01(金) 22:54:04|
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