みはるかす

糸紡ぎ、本と日々のこと(in NZ)

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八重桜

バイト先で、些細なことで落ち込んでしまう。
言葉できちんと伝えられないふがいなさも手伝って、うねりは大きく、ぐるぐる渦巻く。
大波小波、たまにはあることだけれども。

波を波と感じないような、そんな自分になれたらいいと思う。
え?今の波だったの?ちょっと強い風が吹いたなとは思ったけれど・・なんていうような。


または。
波が来たら潜ればいい、と誰かが言っていたのを思い出す。
あれは、茶色く濁る幕張の海でのことだったかもしれないし、
大きな波のプールでのことだったかもしれない。


もぐってしまえば、その上を大波が通ろうが小波が通ろうが、気にならない。
水は水で、同じだし。
それも一つの手かもしれない。

+++++


そんなことを思っていたら、友達から手紙と写真が届く。
ニュージーランドを発つ前に送ってくれたのに、エアメイルの封筒という、なんとも彼女らしいもの。
(日本向けに買ったエアメイルの封筒が、まだ残っていると言っていたものね。)

電車に乗って彼女を訪ねる時は、いつもニュージーでもどこでもないところに行くみたいだった。
時間があっという間に過ぎて、話しても話しても話したりなかった。


大波小波で揺れていた私に、彼女からの手紙はできすぎで、波なんてあっという間にふっとんだ。
もぐる必要すらなかった。

八重桜



出会いって、あるようでないようで、やっぱりある。
必要な人には、その人それぞれにベストなタイミングで会えていると思う。

「袖すり合うも多生の縁」なら、こうやって話したりできた/できている人とは、どれだけの、
深い縁があるのだろうか。
(ここは、「神様」のくまのように、「えにし」と言いたい。)


あの時、見知らぬイギリスの人からメールが来て、
「紡ぎが好きな日本人がいるんだけどぜひ会ってみたら」と言われたとき、
「会います」って言えてほんとに良かった。
(私は紡ぎのギルト(組合)に、参加しているので、そんなことが起こったようです。)

神様 (中公文庫)神様 (中公文庫)
(2001/10)
川上 弘美

商品詳細を見る


ありがとね。ますみちゃん。
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  1. 2011/10/28(金) 19:29:03|
  2. NZの毎日
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外で紡ぐ

午前中で終わるバイトの日。
仕事の後、外でスピンドルでの紡ぎをする。いつもの港の公園で。
公園

昼休み、たくさんの人がランニングウエェアに着替えて走っている。みんな走るのが好きだなと思う。
姿は見えないけれど、アコースティックギターを弾く人がいて、その音楽を聴きながら紡ぐ。

風が気持ちよい。黒い人、白い人、子供。たくさんの人がぼおっと海を眺めたり、本を読んだり、
スケボーをしたり、それぞれに楽しんでいる。
紡いでいると、目線は時々下向きになる。そこに鳥(多分カモメ?)の影が渡っていく。
それを見るともなく紡ぐ。
  1. 2011/10/20(木) 07:55:53|
  2. NZの毎日
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拡大

最近、拡大鏡っていうのかな、虫メガネっていうのかな。手に入れました。
気になる植物などを見つけた時に使っています。
あまりに鮮明に、大きくなってくれるものだから、嬉しくなります。

カメラ越しに撮れるのかな~なんて試してみたら、できました!
拡大!

この花は風船みたいな形をしていて、触ってみたら実際少し膨らんでいました。
おもしろい~。
  1. 2011/10/17(月) 19:39:34|
  2. exploration(探検)
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バスの中

木蓮が花ざかりです。

木蓮

マグノリアって、木蓮のことだったんですね。
マグノリア(トム・クルーズ)も「マグノリアの花たち」(ジュリア・ロバーツ)も見たけど、知らなかった。


ow
「GROW」の文字、残念ながら芽吹いてはいませんでした。
半分ぐらい中身が落ちて、かろうじて残っているという感じでした。


:::::

バイトの帰り、バスに乗ることが多いのですが、最近なんだかいろいろなことが起こります。

今までで最強だと思ったのは、信号で止まるたびにクロスワードを解き、
りんごを食べながら運転手さんだったのですが(・・ひやひやしました)。

この間乗ったバスでは、運転手さん、あっさり道を間違えました。
ほんとは右に曲がるべきところで、なぜだか直進。

乗客の一人が、「どうして間違えたの??」とちょっと怒って聞いても、"daydream"と、しれっと。
白昼夢かあ・・。
結局、大回りしてなんとか元の道に戻りましたが・・、謝ることはしないんですよね。
それどころか、元の道に戻る前、「××方向に行きたい人~?」って聞いてました。
そこに行きたいからこのバスに乗ったというのに!
「はい」と手を挙げるのもなんだかおかしいと思いながら、それでも挙げましたよ。変なところに行かれたら困るもん。
(ちなみに、この二つとも女の運転手さんでした。やはり女性は強い?のか・・?)
外国だな、と思いました。少なくとも日本ではない。


それから今日、今さっき起こったこと。
いつもは座らない一番後ろに座り、たまたま図書館で借りた日本の文庫を読もうと広げたら、
隣のおじいさんに限りなく近いおじさんに「ソレ、ニホンゴデスネ」と話しかけられました。
前の奥さんが日本人だったということでした。

「ガイジンノブンカハ オカシイデショ。ガイジンハ ワルイ。ニホンサイコウ。ブシドウ サイコウ」
と、両手を祈る形に合わせながら、一生懸命話してくれました。
「ニホンノ ココロ」と言いながら、自分の胸をびっくりするぐらいの強さで叩き。
茶色と金髪の間ぐらいの、肩まで届く長い髪。水色がかったグレーの目(鳶色ってこういう色を言うのだろうか)。とがった二本の銀歯。笑っているようで笑っていない目。
じっと見つめられたら、「日本語上手ですね~」なんて言ってる自分が、心の底から話していないような、
上っ面だけで話しているような気にもなってしまった。
(胸を叩く、その強すぎる力が怖かったのだな、と今これを書いていて気が付いた)

でも、「アア キョウハ トテモ タノシイ。」と何度も何度も言われ、両手を掲げて「カミサマ」と
やっているのを見ていたら確かにそうだなと思って、
「そうですね。これも何かの縁ですもんね。私がこのバスに乗ったこと。隣に座ったこと。図書館で
日本の本を借りたこと・・」などと話していたら、ぐるぐるまわるような不思議な気持ちになり。
どこからが決まっていることなのか?少し何かが違っていたら出会えなかった人。
その選択肢の多さにめまいがする。それとも選択しているようで決まっているのか????
いつもぶつかる疑問で、答えなどないのだけれど。


・・バスを降りる時、名前をお互いに名乗り、握手して別れました。
(「ガンバッテネ」と何度も言われた。私は「take care」と返した。)
その時に、手の甲にキスされてしまい、これにもびっくり。ちょっと複雑な気持ち。

バスを降りてから、彼に手を振って見送っていたら、バスの後ろの車を運転していたおじさんが、
私がその人に手を振っているのだと勘違いし、満面の笑みで「ハーイ!!」と手を振りかえしてくれたのも
なんだか笑えました。なんなんだ?今日。おじさんデー?


とにかく、一瞬たりとも油断はできないなと思った次第です。
ほんと、どこにいても、何が起こるか分からないな。
  1. 2011/10/05(水) 15:42:42|
  2. NZの毎日
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